「骨隆起(こつりゅうき)」ってなに?歯ぐきに突如現れた白い塊。
歯列矯正をスタートさせると、歯みがきの時間も長くなり、自然と口の中を観察する時間も長くなります。
歯列矯正のために、前歯を抜歯してから1ヶ月後のある日、歯の痛みとともに、歯ぐきに白い塊があることに気がつきました。
恐る恐るその白い塊を触ってみると、少し柔らかく、ジーンとした痛みを感じるのです。
この痛みが、歯が移動することによる痛みなのか、この白い塊が原因なのかはわからないのですが、かなり不安を覚えました。
なぜなら、その白い塊ができた箇所が、抜歯した歯の付近だったため、抜歯後に細菌がはいって、ドライソケットになってしまったのか。もしくは、この白い塊は濃で、根尖性歯周炎になっちゃったのか・・・
すごく痛いわけではなかったですが、すぐに処置しないことにより悪化するのは嫌だなと思いながらも、2週間後が次の調整日だったため、様子をみて、調整日に先生に相談することにしました。
そして、調整日。他にもいくつか気になる箇所がありながらも、一番にこの白い塊について聞いてみたところ・・・軽く触診して、すぐに一言。
先生
「濃ではないですね。」
「おそらく、こつりゅうきです。」
私
「え?」
急に出てきた新しい単語に、自分の脳が追いつかず。
説明を聞いてなるほどと思いました。
先生
「骨隆起(こつりゅうき)というのは、骨の塊です。食いしばりが強い人などにできやすいもので、特に悪い腫瘍などではないので、気にしないでいいですよ。」
私
「でも、触るとちょっと痛いんですけど・・」
先生
「出っ張った骨の塊なので、歯ぐきの痛みだと思いますよ。」
そう言われると確かに・・・濃かと思って変に恐れていたのが少し恥ずかしくも、一安心しました。改めて帰宅後に触ってみると、柔らかく感じたのは歯ぐきで、強く押してみると、確かに骨のようなかたさでした。
ちなみに、「骨隆起」でぐぐってみると、私のような可愛い小さな塊ではなく、びっくりするような黒い写真がたくさんありますので、ググる場合は勇気をもって調べてみてください。笑